無名異土とは佐渡金山麓から採れる非常に鉄分の多い赤褐色の土です。
無名異土を篩で濃し、水簸したのち、乾燥させ、適度な硬さの土にしたものを制作の基本としています。
無名異焼とは大きな産地ではないため、赤水窯では、土作りから、成形、加飾、焼成、全ての工程を自ら行っています。
山から採ってきた状態の無名異土を粗目の篩でおおまかにふるい木の根やおおきな石を取り除く
粗めの篩にかけた無名異土に水を混ぜ泥漿にし、100メッシュの篩にかける
篩にかけた泥漿を成形できる固さに乾燥させ、菊練りをして空気を抜く
成形後、素焼きをする
素焼き後、釉薬などで加飾をし本焼き焼成する