無名異土とは佐渡金山麓から採れる非常に鉄分の多い赤褐色の土です。

無名異土を篩で濃し、水簸したのち、乾燥させ、適度な硬さの土にしたものを制作の基本としています。

無名異焼とは大きな産地ではないため、赤水窯では、土作りから、成形、加飾、焼成、全ての工程を自ら行っています。

  • step1
    step1

    山から採ってきた状態の無名異土を粗目の篩でおおまかにふるい木の根やおおきな石を取り除く

  • step2
    step2

    粗めの篩にかけた無名異土に水を混ぜ泥漿にし、100メッシュの篩にかける

  • step3
    step3

    篩にかけた泥漿を成形できる固さに乾燥させ、菊練りをして空気を抜く

  • step4
    step4

    成形後、素焼きをする

  • step5
    step5

    素焼き後、釉薬などで加飾をし本焼き焼成する